京都の猫

鴨川沿いのホテルに宿泊。蝉時雨で目がさめる。

ホテルの朝食をしっかりいただいて、鴨川をちょっと散歩。

部屋に戻ってだらだらとワイドショーを観てからチェックアウト。

荷物を預けて、さまざまな路地をてくてく歩く。

Rさんは猫のように、たくさんの小さな道を知っている。私は京都には何度か来ているけれど、団体旅行が多かったので、こうして自分の足で歩くと、車で巡ったお寺や神社の間を線でつないでいるような気持ちになる。地元のRさんにもそういう感覚があるらしく、何度か「ああ、わかった」と呟いていた。

地元は車社会なので、おいしいものや綺麗なものに次々と出くわせる街を歩くのは、とても楽しい。いよいよ疲れたら、いつでもバスやタクシーに乗れるのもいい。ホームズが歩いたロンドンも、こういう感じだろうか。

気が付くと、おいしいパンをたくさん持たされて、子猫が親猫に咥えられるようにして新幹線に乗せられていた。

 


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